セミの寿命は本当に1週間と短いのでしょうか

夏になると、セミの鳴き声で賑やかになります。
セミは地上に出てから1週間しか生きられないと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。
セミの寿命は本当に短いのでしょうか。

まず、地上に出て来たセミを「成虫」、地中で過ごすセミを「幼虫」と区別します。
セミの一生は、幼虫期が圧倒的に長くなります。
昆虫は寿命が短いものが多いのですが、セミは比較的寿命が長い方で、ミンミンゼミは約4年、アブラゼミは約6年、セミの最長だと17年にもなります。

セミは幼虫時代が終わると、産卵のために地上に出て、殻を脱ぎ捨て成虫になります。
成虫時代の寿命は固体や種類によって様々で、2週間から1ヶ月程生きるセミもいれば、もちろん1週間しか生きられないセミもいるでしょう。
これでは可哀想に思えてしまいますが、昆虫類は子孫を残すことができれば、生命を全うしたことになりますので、セミにとっての成虫期間は最後のお勤め期間なのです。

「セミは1週間しか生きられない」と言う認識は、掘り下げてみると意外と深いものですね。